ここ最近、目の調子が悪いふくちゃん。
起きがけに顔を洗いすぎたのか目がショボつかせてることがしょっちゅうある。
花粉症の私とふくちゃんは、今日も二人揃って仲良く目をショボつかせている。
大体が病院が休みの日や、夜にショボショボさせていることが多い。
なので、お手製のエリザベスカラーをササッと装着してとりあえず様子を見る。
去年の秋に太もも辺りを舐め壊してしまい、一ヶ月近くエリカラ生活を送ってたのでエリマキ生活はお手のもの!!
本日は、そんなふくちゃんの楽しくも充実したエリマキ生活を皆さんに少し紹介しようと思います。
冬のエリカラは首元がポカポカするので、いつもに増してよく眠れるんだそう。
なのでエリカラを装着すると、ふくちゃんはお寝坊さんになってしまう…
そして、いつもより遅く目覚めた朝は猛ダッシュで一気に朝ごはんを駆け込みます。
なんでも、朝ごはんが残ったままだと昼ごはんは朝昼兼用で済まされてしまうのでは!?と心配になるようです。
カリッカリッと美味しそうな音を立てながら朝ごはんを駆け込む。
そんな、ふくちゃんの姿を眺めていると相撲部屋の女将さんってこんな気持ちなのかなぁ…なんて思えてきます。
そして常々ふくちゃんは「満たされた生活を送るためには努力が必要にゃんだ!」と語ってくれます。
良質な睡眠と美味しいご飯のため人知れず毎日、並々ならぬ努力を積み重ねているようです。
忙しく充実した毎日を送ってるようで何よりですが、食っちゃ寝ぇ食っちゃ寝ぇしてる姿を見ていると、ますます相撲部屋の女将さんになった気分になる飼い主です…ごっつぁんです。
夜になると、スカパーやWOWOWの電波受信のため窓際に座り「パラボナフクコ」に変身します。
いつも、美味しいご飯をありがとう…なんて、しおらしい事をいいながら、飼い主にエンターテイメントをプレゼントしてくれようとするふくちゃん。
その言葉は砂漠の様に乾ききった飼い主の心を潤してくれ涙が出そうになります…(泣)
しかし、それと同時にふくちゃんからは下心がチラホラ見え隠れしてきたりします。
なぜなら「パラボナフクコ」に徹しているフクちゃんに向けて「ちゅ」と言うとガッツリ反応するからです。
意地の悪い飼い主は、ちゅーると最後まで言わないのです…「ちゅ」と囁くだけ囁くのです。
感度バッチリに反応する姿…これで完璧、下心があるのがバレてしまいました。
でも、それでもいいのです!下心にまみれた優しさでもいいのです。
ふくちゃんから貰う、ちょっとした優しさが飼い主の励みになるのです。
そんな、じゃれ合いを楽しみつつ、アンテナになりきるふくちゃん。
でもね、窓際でいくら角度を合わせて座ってくれていても一向にスカパーやWOWOWがTVの画面に映る気配はありません。だって、我が家は契約してないのだから映らなくて当然なのです。
そんな真実なんて全く知らず飼い主とお夜食のために頑張ってくれているふくちゃんに、映らないという真実を告げるのは幾ら何でも酷なのではないか?
「面白い番組が無いから、ありがとう」「目が疲れてるから今夜はTVは観れないの、ありがとう」などと理由をつけて飼い主はやんわり「パラボナフクコ」タイムの終了とお昼寝を促します。
そして、その健気さに心打たれては、またしてもアホな飼い主は「お夜食」というお礼を弾んでしまうのです…
よくよく考えたら「おれおれ詐欺」ならぬ「お夜食詐欺」に引っかかっているかもしれない飼い主…
もしかしたら、ふくちゃんは詐欺師なのか!?
実はコンフィデンスマンJPの一味なのかしら?もしや、ダー子が抱える多くの「子猫ちゃんたち」と呼ばれる手下のひとりなのかしら!?(子猫じゃなくて大猫ですが…)
そんなこんなで、エリマキ生活中のふくちゃんは平常運転の日よりも忙しく過ごしています。
ある時は、力士に…またある時は、パラボナアンテナ、そしてお夜食詐欺師にまで!!
そんなおバカな事ばかり言ってる飼い主を尻目に、今夜もスヤスヤお昼寝中のフクマキトカゲのショボショボおめめが治ります様に…