ほんの数週間前にも言いましたが…
ジャっ、ジャっ、ジャっと激しくプリンターが揺れ動き出すとと呼ばれてないのに何処からともなく現れる猫。
このシーズンは何かとプリンターの出番が増える。
年賀状に年賀状…たまに、ふくちゃんの健康日誌に年賀状…
一回で済ますことが出来ればいいけど、そうは問屋が卸さない!
久々にプリンターを動かせばインクも目詰まりしてるし…
何回も何回もヘッドクリーニングとやらをして、ようやくキレイに印刷できると思った途端、ピーピーと鳴り響くインク切れの合図。
急いでインクを買いに走り、今度こそはと思いきや…
何故だろう?
紙を入れる方向を間違えて、失敗ばかりで先へ進まない。
年賀状の表面を印刷しているはずが裏面に印刷されて出てくる。
宛名印刷をすれば上下逆だったり…
全くもってプリンターが言うことを聞いてくれない!
いや、プリンターは与えられた仕事をこなしているだけだ。
考えなしに勢いだけで進める飼い主が悪いのだ。
まぁ考えに考えた末、間違えてるって説もあるのが悲しいところですが…
兎にも角にも、おっちょこちょいなのだ!
そうやって飼い主が、もたもたテンパってるうちに足音を潜めて奴がやってくる。
気配を感じ振り向いた時、瞳に移るふくちゃんの姿ってば…マジ貞子よりも貞子。
来る〜きっと来る、きっと来る〜ってBGMが脳内でリフレインするほど貞子です。
冬なのに夏フェス気分でウキウキウォッチングでやってきては邪魔をする…
テンパリストになってる飼い主の気持ちも知らず至近距離でプリンターを眺める彼女のメンタルは強め。
そんなこんなで、前回の予言は現実に…
正夢ってあるんだね〜アハハハハ…
遠い目をしながらプリンターと格闘し、邪魔するふくちゃんを阻止する忙しさは盆と正月が一緒にきた感じ。
年賀状の印刷って妙に緊張するのよねぇ…
普通のA4の紙とかなら全然イイんですが、年賀状となると死活問題。
失敗したら郵便局に持って行き、普通のハガキに替えてもらうっていう何ともスリリングなオプション付き。
手数料も取られるし、わざわざ郵便局に行かなくちゃならない面倒くささ。
普通のハガキに替えてもらったところで、ハガキって滅多に使わないのよね〜
いつ出番が訪れるかも分からないハガキのために、無駄な労力を使いたくない。
そんな今年最後のスリリングなイベントを間近で見届けるべく、プレミア席で参戦する我が家の猫。
飼い主の手による間違い印刷だけでは済まないってのが、スリリング且つプレミアム感満載なところ。
なんせ我が家のプリンターは10年選手のご老体である。
いつ機嫌を損ねるかも分からない、印刷拒否もあり得るからで尚のことスリル満点。
少しでも機嫌を損ねぬよう、労いやお褒めの言葉を掛けまくる飼い主。
そんな中、欲望に忠実に従うタイプのふくちゃんはプリンターに乗ろうと右往左往している。
ライブで言ったらステージに上がりダイブする感じですかね?
本人はテンション上げ上げで盛り上げってますけど…
あくまでも、それは本人的にはってことですからね。
周りは実に冷ややかな目で見てますよ。
ええ、そりゃーもう…ね。
Y・A・M・E・R・O・Y・A の無言の圧を掛けながら睨みをきかすのです。
飼い主はまだまだ、ブラザーさん兄さん(我が家のプリンター)と居たいのです。
今日だって、来年のために新しいインクを楽天さんで頼んだんだよ!!
なので、後一年…いや二年は共に永遠にともに人生を歩みたい。
何だかんだありましたが今年最後の、ふくちゃんとの小競り合いにも見事勝利を納め、無事に年賀状も印刷することができホッと一安心しました。
ブラザー兄さん、今年もおおきにでした〜
来年、いや再来年もよろしゅうに〜